「衛生用品は白」の常識が崩れつつある。数年前に登場した黒い綿棒が定着したことをきっかけに、トイレから台所まで、続々と黒いヒット商品が生まれ、販売した企業側も予想以上の売れ行きに目を白黒させている。
6月中旬、ヨーロッパで人気を博していた黒いトイレットペーパーが、日本に上陸した。3枚重ねで香り付き。六ロール1890円という価格はスーパーの特売品の10倍以上だが、数日間で売り切れ、今は輸入待ちだ。
実はこの黒いトイレットペーパーが、心おきなく使える場所がある。同商品を製造するポルトガルのRenova社が、黒い飛行機を運航するスターフライヤー(北九州市)に商品提供を申し出て、7月限定で機内のトイレに設置されている。
同社によると乗客の抵抗感は少なく、「白も置いているが、黒の減りが圧倒的に早い」という。
■ ■
黒い衛生用品は、パックやシャンプーにも広がっているが、先駆けは耳掃除用の綿棒だ。白っぽい耳あかがくっきり見えることに、「今までの耳かきは何だったのか」と爽快(そうかい)感や衝撃を感じた人々が口コミで広め、今ではさまざまな黒綿棒がドラッグストアなどで売られている。
汚れを吸着しやすいように先端をらせん状にした黒い綿棒を販売する阿蘇製薬(熊本県菊陽町)によると、黒綿棒の登場は3、4年前。同社は2004年8月に発売し、年間60万個を出荷する。商品名の「やみつき綿棒」は、試作品を使った女性事務員の「これは、やみつきになりますね」という言葉を、そのまま採用した。
■ ■
そして今年、黒はまな板となって、ついに台所に進出を果たした。
黒いまな板を製造した京セラ(京都市)によると、「従来のまな板は大根や豆腐が見えにくい」という視覚障害者の要望を受け、2月に商品化。当初は点字図書館のみで取り扱っていたが、1カ月で200枚が売れ、高齢者を中心に反響が大きかったため、6月から百貨店やホームセンターでも販売を始めたという。
黒ブームの背景について色彩経営コンサルティング「クロシス」(福岡市)の中村美賀子社長は、「黒が持つ汚れを目立たせる機能が認識され始めたと同時に、竹炭や黒酢が『黒=健康』というイメージを高めた」と分析している。
yahoo!ニュースより引用
でも黒のまな板は黄ばみが良く見えなそう><